野菜の水やりとジョウロについて

野菜に水やりをする理由

みなさんは、野菜への水やりはどのくらいの頻度でやっていますか?

野菜などの植物は、水がなければ枯れてしまい育ちませんよね。

植物は、根っこから水を吸い上げて、水と光と二酸化炭素を使って光合成を行っており、葉の気孔から水分を空気中に蒸散させているので、不足した分の水を根から補給しなければなりません。

また、水の役目は、水に溶け込んだ肥料成分が根から吸収されることによって植物を大きく生長させていくことにも必要です。

その他には、根から空気を吸収できることも大切になってくるので、植物が生長していくには次のサイクルを繰り返すことが求められます。

  1. 水分が少なくなって土が乾燥する。
  2. 空気が土の中に入り根が空気を吸収する。
  3. 水やりをして土を湿らし根が水分を吸収する。

このように、野菜の根は空気と水分を吸収しているので、水やりを行うことはとても重要な役割を果たしています。

水やりは、庭での栽培では2日に1回くらいでもいいですが、プランター栽培では毎日のように行う作業です。野菜に数日間水を与えないと葉や茎がしおれて枯れたり病気になったり、逆に水を与えすぎても根腐れといって根が腐って病気になったりするので、水やりはとても難しい作業です。

ここでは、どのような事に気を付けて水やりを行っていけばいいのか、水やりの目安、水やりの時間帯について見ていきましょう。

水やりをする目安

野菜に水を与える時の目安は、基本的に土の表面が乾いていたらたっぷりの量の水やりをします。

野菜の芽は光がある方向へ伸びていく習性がありますが、根っこは水がある方向へ根を伸ばしていく習性があります。

プランター栽培の場合は、明らかに野菜の葉がしおれぎみになっていたら急いで水やりをしてください。特に真夏で気温が高い時は水やりをしても土がすぐに乾燥するので気をつけましょう。

土が常時乾燥しすぎていると、野菜は根から水分を吸収できなくなり、水分不足に陥るのでしおれてしまい確実に枯れます。逆に、水が多すぎて毎日土がじめじめしていると、野菜の根は腐って病気になりやすくなり枯れてしまいます。

ですので、土は乾燥していても湿りすぎていてもダメなので、土が適度に乾燥と湿るを繰り返すような水やりを心がけてください。

但し、タネ撒きをして発芽させる時は、タネ撒き直後から発芽して根が張るまでは土を乾燥させないように毎日水やりをしましょう。
※タネを発芽させるには、水、適切な温度、空気(酸素)が必要です。

また、苗を庭やプランターへ定植した時も根がしっかり張るまでは土を乾燥させないようにたっぷりと水やりをしてください。

↓水分不足でしおれている状態↓
水分不足で萎れているブロッコリー

↓水やりをすると、しおれた状態から回復します↓
萎れていたが水やりをして元気になったブロッコリー

水やりをする時間帯

野菜に水やりをする時間帯は、基本的には午前中に1回のみ与えます。
※日中は光合成をする為に水が必要となるので午前中に水やりした方がいいです。

また、7~8月の真夏の季節では、すぐに土が乾燥してしまうので何回でも水やりをした方がいいと思われますが、基本的には朝と夕方の2回のみで十分です。
※昼間に水やりをすると土の深い所にしみ込む前に乾燥してしまうので夕方の方が適しています。昼間に水やりをしたい場合は土の深い所までしみ込むようにたっぷりの量の水を与えてください。

野菜は水を与える量によって根っこの張り方が異なってきます。土が乾燥した状態では水を求めて根が深くまで伸びていきますが、土の表面付近しか湿っていない状態では土の表面付近しか根は伸びなくなるので、健康に育って美味しい野菜を収穫するにはたっぷりの量の水やりが欠かせません。

下記に季節の違いによる水やりの時間帯をまとめましたので参考にしてください。

  • 春・秋:1日1回、朝か昼に与えます。
  • 夏:1日2回、朝と夕方に与えます。(場合によっては朝、昼、夕方の3回与えてください。)
    ※朝与えると、日中の土の温度上昇を和らげることができます。
  • 冬:2日で1回程度、朝か昼に与えます。
    ※夕方や夜に与えると、夜中に気温が氷点下まで下がると水が凍って根を傷めやすくなります。

その時間帯以外でも、土の表面が乾いていることに気がついたら、その都度たっぷりの量の水を与えてください。

水やりを繰り返していくと土の団粒構造が崩れて次第に固くなって水はけが悪くなってきますが仕方ないことです。栽培中は定期的に中耕や増土の作業を行い通気性を改善して、栽培シーズンが終わったら株を取り除いて古土を土壌改良すれば通気性が良い元通りのふかふかの土に戻ります。

ジョウロの種類

野菜や花などの植物を育てる時は水やりをする為に必ずジョウロが必要になりますが、ジョウロにには種類があることをご存じですか?

ジョウロは、ハス口(はすくちといって散水ノズルのこと)がないタイプとハス口があるタイプの2種類があります。

ハス口とは何かというと、ジョウロの先端についている水をシャワーにする部分のことです。ハス口のあり無しによってジョウロから出てくる水の水圧が異なってきます。水の勢いが強いと土が固まりやすく、水の勢いが弱いと土が固まりにくくなるので、土質によって使い分けましょう。
特に、柔らかい土への水やりはハス口付きのジョウロでやさしく水をかけて土が硬くならないようにしてください。

それぞれの種類のジョウロは、使う場面が違うので目的に合った使い方をしてください。

ハス口がないタイプ

ジョウロ(ハス口がないタイプ)

説明:ハス口がないタイプは、ジョウロを傾けると水を遮るものがないのでダイレクトに水がでてきて水の勢いが非常に強いのが特徴です。
ハス口なしのジョウロを使う時は、水を葉にかけるのではなく株元に直接まいてください。

ハス口があるタイプ

ジョウロ(ハス口があるタイプ)

説明:ハス口があるタイプは、水を遮るものがあるので、水の勢いが弱められるのが特徴です。やさしく水をかけたい時はハス口付きのジョウロを使いましょう。

※ハス口(散水ノズル)には、いろいろな大きさがあり、ハス口の大きさの違いで水の勢いが異なってくるので使いやすい水圧のハス口を選んでください。

ハス口の容量が大きい時
水の勢いが弱くなるので、土が飛んだり土が硬くなりにくくなります。
ハス口の容量が小さい時
水の勢いが強くなるので、土が飛びやすく土が硬くなりやすいです。

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