初心者でもプランターや狭い庭で簡単に野菜が作れます


庭を耕してサトイモの育て方

サトイモを育てる為の前準備

サトイモの種いもの植え付けと収穫時期

サトイモの体への効用
カリウム:640mg(可食部100gあたり)
サトイモはでんぷんが主成分なので高エネルギーと思われますが、水分が多いので低エネルギーの野菜です。サトイモは主に、カリウムと食物繊維が豊富に含まれているので、体内に取り入れた余分な塩分が排出され高血圧予防、腸の働きを助け血糖値やコレステロール値を下げる働きがあります。
また、腸の働きを活発にして便秘の改善やニキビや肌荒れを予防する効果もあるので健康に良い食べ物です。サトイモはぬるぬるしていますが、ぬめりの成分はムチンといわれるもので、粘膜を保護する作用や胃の働きをよくして消化吸収を助ける役割があります。
サトイモの保管方法は、サトイモは熱帯地方原産で寒さに弱いので冷蔵庫には入れずに常温で保管しましょう。
サトイモの基本栽培情報
難易度:簡単
野菜の分類:サトイモ科
日当たり:日なたが良い
栽培に適した時期:4~11月
種いもの植え付け:4~5月(初心者の方でも種いもから簡単に育てられます。)
連作障害:あり。同じ土では3年休む
肥料の効かせ方:元肥は多く追肥は少なく与える
人工授粉:いらない
収穫時期:10~11月
用意する主な資材
サトイモの種いも:石川早生、土垂れ、唐芋(エビイモ)という品種がおすすめです
肥料:肥料成分が8-8-8の化成肥料が使いやすいです
支柱:不要

まず初めは、サトイモの種いもを庭に植え付ける前準備として、庭を耕して野菜作りに適した土に改良します。
こちらを参考にしてください。


サトイモの種いもはこちらの楽天市場のショップからでも購入できます。

1.庭へ種いもを植え付けます

サトイモは、庭を深く耕して暖かくなった4~5月の季節に日当たりのよい場所で育てれば、誰でも手軽に栽培することができます。

サトイモを上手に育てる時のポイントとしては、

  • 重さが70gくらいで芽が出ている種いもを植え付けること
  • 種いもは深植えしないこと
  • 土を乾燥させないこと
  • 肥料切れにならないこと
  • 連作を嫌うので同じ土では3年栽培しないこと

を守って栽培してください。

サトイモは特に湿っぽい気候を好むので土を乾燥させないようにしましょう。土の乾燥が長引くといもが大きくならないことがあるので気をつけましょう。

サトイモは種いもから育てていく野菜なので、次のように種いもを購入して芽出しをしてから植え付けるという流れで進んでいきます。

1.種いもを購入します

初めに行う作業は、種いもをホームセンターなどで購入しましょう。

サトイモの種いもは袋に入って、小さい種いもと大きい種いもが混合されて全体の重さで売られているので、70gくらいある大きい種いもが入っている袋を購入してください。

種いもを植え付ける時は、芽が出ている種いもを植え付けた方が失敗しないので芽が出ている個体を選んだ方がいいです。

2.種いもを植え付けます

種いもを購入したら、次に行う作業は、種いもをしっかりと耕した庭に植え付けましょう。

種いもを植え付ける時の注意点ですが、芽が出ている種いもを用意した方が植え付け後に発芽しないという失敗を防ぐことができます。もし、種いもに芽が出ていない時は、種いもを土の上に置いて2~3週間くらい水をかけて湿らせていれば芽がでてきます。

↓芽出しを行ったサトイモの種いも(2週間くらいで芽がでます)↓
サトイモの種いもの芽出し

種いもを植え付ける時は、10cmの高さの畝を作り、株と株との間隔は30cm離して、深さ5cmくらいの穴を掘って種いもの芽を上にして穴の中に置いて埋め戻してください。

↓サトイモの種いもの植え付け↓
サトイモの種いもの植え付け

注意:庭で育てる時は、サトイモの種いもを植え付ける前までに必ず苦土石灰でpHを中和して、元肥の肥料を土に混ぜ合わせ土壌を整えてください。

苦土石灰は植え付け2週間前に1m2あたり100g(土の表面が薄ら白くなる程度)、堆肥は1m2あたり2kg、肥料は有機質肥料化成肥料を1m2あたり100gくらいを目安とします。

そして、種いもの植え付け直後は、根がしっかり張るまで水をたっぷり与えるようにしましょう。

サトイモは暖かい季節に育てるので、水やりは朝や昼の時間帯が適しています。日当たりの関係がありますが、水やりは1日1回と決めずに、土の表面が乾いている事に気が付いたらその都度水を与えてください。

サトイモは水が多い環境を好むので土が乾燥すると生育が悪くなるので気をつけてください。

↓種いもの植え付けから2週間くらい経過した状態↓
種いもの植え付けから2週間くらい経過したサトイモ

2.追肥します

種いもの芽が地上に出てきて葉がついてきたら、1カ月に1回の頻度で肥料を与えます。

サトイモに与える肥料の量は1m2あたり20gでうねの脇に与え、肥料の種類は効き目が早い化成肥料を使ってください。
葉の色が薄い黄緑色になったり枯れ出したりしたら、肥料が少ない状態ですのでその都度肥料を適度に与えてください。

マルチフィルムを敷いていない時は追肥と同時に土寄せ(増し土)もしましょう。

追肥をする方法は、こちらを参考にしてください。

↓サトイモの増し土。株の根元のいもが土に隠れていない時は土をかぶせてください。↓
サトイモの増土


栄養素がN-P-K=8-8-8でバランスよく配合されているので使いやすい化成肥料。値段が安いので広い栽培面積での野菜作りに最適です。

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3.生長していきます

適度に肥料と水を与えていくと、サトイモはどんどん大きく育っていきます。

サトイモは、土の中のいもが大きくなっていくので、生長しているのか見えず不安になりますが、土を乾燥させないように水やりをしていればいもは大きくなっているので心配しないでください。また、サトイモの草丈や茎(葉柄)の太さからも判断できます。

もし、茎(葉柄)が細く、草丈が1m以上ない時は生育が悪くなっているので、肥料と水やりを多めにしてください。
※土が乾燥するといもが太らず数も減るので、乾燥させないこと。

↓種いもの植え付けから3カ月くらい経過した状態。正常だと草丈は1m以上伸びます。↓
立派に生長したサトイモの苗

サトイモは生長すると親いもからわき芽が伸びてくるようになります。わき芽をたくさん伸ばすと栄養分が分散していもが小さくなるので、わき芽が伸びてきたら折り曲げて埋めてしまい土寄せをしてください。

↓サトイモのわき芽かき前↓
サトイモのわき芽かき前

↓サトイモのわき芽かき後↓
サトイモのわき芽かき後

サトイモの害虫対策

サトイモは、害虫被害はほとんどありませんが、セスジスズメという蛾の幼虫に葉っぱを食害されるので気をつけましょう。

下の写真のように黒色にオレンジ色の斑点があるいもむしがいたらセスジスズメなので、見つけたら葉っぱを食べつくされる前に捕殺してください。

↓サトイモの葉っぱを食害するセスジスズメという蛾の幼虫↓
セスジスズメの幼虫

4.収穫します

サトイモは、種いもの植え付けから収穫までの期間は5カ月くらい掛かり、葉っぱが枯れ出したら収穫を始めます。

サトイモは土の中にいもができているので掘ってみないことにはわからないので、天気がいい日に試しに1苗をスコップで掘ってみていものつきを確認してください。もし、太った子いもができていたら収穫を行ってください。

収穫時に注意することは、霜が降りると味が落ちるので、霜が降りる前に収穫を終わらせてください。

↓葉っぱが垂れ下がってきたので収穫時期です。↓
サトイモの葉っぱが枯れてきたら収穫適期

↓掘り起こしたサトイモ↓
土から掘り起こしたサトイモ

サトイモの品種について

サトイモは、親いもを食べる品種と子いもを食べる品種があり、主に、親子兼用と子いも用といわれる2種類があります。

親子兼用と子いも用は何が違うのかというと、

  • 親子兼用:親いもと子いもが大きくなる品種のことで、親いもと子いもの両方が大きくなっていきます。
  • 子いも用:子いも・孫いもが大きくなる品種のことで、親いもはあまり大きくならずに子いも・孫いもが大きくなっていきます。

というように、サトイモの品種によって収穫時の親いも又は子いもの大きさが違ってきます。

サトイモのいものでき方は、種いもの上に親いもができ、親いもの周りに子いもができ、子いもの周りに孫いもができるので、サトイモを掘り起こした後は、親いも、子いも、孫いもを分離して収穫してください。

1つの種いもから新鮮なサトイモが簡単にたくさん収穫できます。とても育てやすいと思うので是非栽培してみてください。

サトイモを保管する時は、サトイモは寒さに弱いので日が当たらない場所で常温が適しています。

↓親いもの周りに子いもができます↓
サトイモは種いもの周りに子いもができる

↓親いもから分離したサトイモ(子いも)の収穫。多収穫可能です。サトイモは根が肥大する野菜と勘違いされやすいですがじつは茎(地下茎)が肥大しています。↓
サトイモ(子いも)の収穫

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