初心者でもプランターや狭い庭で簡単に野菜が作れます


プランターを使ってオクラの育て方

オクラを育てる為の前準備

オクラのタネまきと収穫時期

オクラの体への効用
βカロテン当量:670μg(可食部100gあたり)
オクラは、βカロテン、ビタミンC、ビタミンB、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)が豊富に含まれる緑黄色野菜です。
それぞれの栄養素は、βカロテンは抗酸化作用、ビタミンCは免疫力アップ、ビタミンBは糖質などエネルギーに変える役割があります。
また、オクラのネバネバはムチンという成分によるもので、ムチンは胃の粘膜を保護したりタンパク質の消化吸収を助ける働きをします。
オクラの基本栽培情報
難易度:簡単
野菜の分類:アオイ科
日当たり:日なたが良い
プランターの深さ:15cmくらいの浅型で良い
栽培に適した時期:4~9月
タネまき:4月(初心者の方でもタネから簡単に育てられます。)
苗の植付け時期:5月
収穫時期:7~9月
連作障害:あり。同じ土では2年休む
人工授粉:いらない
収穫量:10個以上
用意する主な資材
オクラのタネや苗:アーリーファイブ、エメラルドという品種がおすすめです
プランター:普通のタイプのプランター
培養土:元肥入りで団粒構造になっているもの
肥料:肥料の表面がコーティングされている被覆肥料や速効性の液体肥料が使いやすいです
支柱:特に要りません

まず初めは、タネを撒いたり苗を植え付ける前準備として、野菜作りに適したプランターと土を用意します。

こちらを参考にして進めてください。

注意:1回使った土をもう1度利用する時はそのまま使うのではなく、苗を植え付ける前に苦土石灰でpHを中和して、元肥とする肥料を土に混ぜ合わせてください。
苦土石灰は土の表面が薄ら白くなる程度、肥料は有機質肥料や化成肥料をスプーン1~2杯くらいを目安とします。


<おすすめの培養土>

商品名:アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土14L
説明:保水性・通気性・排水性に優れた粒状の培養土なので、野菜の根は張りやすく、一般的な培養土よりも生育が良いのが特徴。初心者でも扱いやすいです。

<おすすめのプランター>

商品名:アイリスオーヤマ レリーフプランター650
説明:ベランダ栽培でおすすめのスノコ付きのプランター。狭い場所に最適!ベランダに置くスペースが狭い方におすすめのプランターです。小柄なプランターですがしっかり育てられます。この大きさで土は15L程入り、密集しますがジグザグに植え付ければオクラの苗は4つ育てられます。

オクラのタネはこちらの楽天市場のショップからでも購入できます。

1.タネや苗を用意します

自分でタネまきをして苗を育てるか、ホームセンターやインターネットの通信販売などを利用して苗を購入します。

オクラはタネから簡単に育てることができるので、タネから栽培してみてはいかがでしょうか?
タネから育てる時は、オクラは寒さに弱いので寒さが和らいだ4月下旬頃になったらプランターに点まきで直接まくか、ビニールポットにまいて日当たりが良い場所で育てます。
※タネまき後に発芽しない、生長しないという問題が起こるので、タネまきする時はタネ袋に書いてあるタネのまきどきを必ず守ってください。

オクラは暑さに強く秋まで収穫できるので、1カ月くらいタネまきが遅れても大丈夫です。但し、収穫量が減ることをお忘れなく。

※前回アオイ科を育てた土でオクラを育てると連作障害といって病気に掛かりやすくなります。同じアオイ科の野菜を育てる時は新しい土を使うか、2年後に育てるようにしましょう。また、ナス科の野菜とも相性が悪いのでナス科の野菜を育てた後もオクラは育てないようにしましょう。

タネを発芽させて育苗しようと考えている方は、こちらを参考にしてください。

普段の水やりは朝や昼が適していますが、特に時間帯を気にしなくても大丈夫です。
土の表面が乾いていることに気が付いたら、その都度水を与えてください。

日当たりの関係がありますが、

  • 春は朝から昼の時間帯
  • 夏は朝から夕方の時間帯

に水やりをしなければ野菜がしおれてしまうと思います。
※苗が生長していって花が開花した時に土が乾燥すると落花することがあるので水やりをしっかり行いましょう。

苗を購入する場合は、こちらを参考にして良い苗を選んでください。

オクラの苗

2.苗をプランターへ植えつけます

プランターへタネを直まきした方は、苗をプランターに植えつける作業はありませんので、次の項(3.追肥をします)に進んでください。

オクラは寒さに弱いので気温が暖かい5月上旬頃になったら、日当たりが良い場を選び、苗と苗との間隔を15~20cm離して植え付けてください。
(植えつけに適した苗は、本葉が3~4枚になったものです。)

苗の植え付け直後はたっぷりと水を与え根がしっかり張るまで乾燥させないようにしましょう。

プランターへの植えつけ方法は、こちらに詳しく書いてありますので参考にしてください。

オクラの苗をプランターへ植えつけ

3.追肥をします

プランターへタネを直まきした時は本葉が4枚くらいついた頃から、苗を植えつけた時は植え付けてから1週間後から定期的(1~2週間に1回)に肥料を補充します。

オクラは肥料の量は普通で、効き目に速効性がある液体肥料を水やりの代わりとして与えるか、又は緩効性の化成肥料をスプーン1杯程度与えていきましょう。
※肥料切れになると葉が枯れたり花が咲いてもつぼみが枯れ落ちるので様子を見ながら与えてください。第1果(一番初めの実)が収穫できる大きさになったら、少し多めに追肥していくのがコツです。

但し、肥料を与えすぎると葉っぱが太り、節間が広くなり、花の数が少なくなり、収穫量が減るので気をつけてください。

追肥をする方法は、こちらを参考にしてください。

肥料が効きすぎているかの判断は、こちらを参考にしてください。


<おすすめの液体肥料>

商品名:ハイポネックス 原液 800ml
説明:価格が安く野菜以外にもいろいろな植物に使うことができるコストパフォーマンスに優れた万能タイプの液体肥料です。野菜に使う時は原液を水で500倍に薄めて1週間に1回水やりの代わりとして使います。

<おすすめの化成肥料>

商品名:住友化学園芸 マイガーデン ベジフル 700g
説明:有機質と肥料の3要素以外にマグネシウムも少し入っていて野菜に優しい緩効性で粒状の化成肥料。プランターへばら撒くだけの簡単作業なので初心者でも扱いやすいです。

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4.花が咲きます

苗を定植してから1カ月くらい経過すると黄色い花が咲き始めます。花が咲いた後は1~2週間くらい経過すると収穫できる実の大きさに生長します。
※オクラは1つの花に雌しべ(めしべ)と雄しべ(おしべ)を持った両性花なので、人工授粉は必要なく何もせずそのまま育ててください。

花が咲いた時に生育のチェック方法があります。主枝の先端から下3節目に花が咲いていたら健全な状態です。
※2節目以内で花が咲いていたら肥料が少ない状態なので追肥をしてください。

花が咲いた時に高温で乾燥が続くと、落花したり実が曲がったりするので、特に8月は土が乾燥しないように忘れずに水やりをしましょう。

順調に生長すれば草丈は2m程になるらしいですが、普通に育てると50cm~1mくらいにしかならないので支柱は特に用意する必要はありません。

葉っぱが込みだしてきて風通しが悪くなってきたら、下の方の葉っぱを取り除いて処置を施し株を弱めないようにしてください。

オクラの花

オクラの栽培トラブル

オクラは葉っぱが害虫被害に遭いやすいです。

下の写真はフタトガリコヤガという蛾の幼虫でオクラの葉っぱによく現れて食害されます。特に8月は害虫被害が多く発生し、油断していると葉っぱがすべて食べられて無くなることもしばしばあります。見つけ次第捕まえて捕殺するか、薬剤を散布して対策をしましょう。

おすすめの薬剤についてはこちらを参考にしてください。

↓フタトガリコヤガの幼虫。葉を食害します。
オクラの葉を食べていたフタトガリコヤガの幼虫

下の写真は生理障害により実が曲がりました。
水やりの量が好ましくなく土が乾いている、追肥が少ない、気温がオクラの生育に合っていないなど様々な要因でストレスが加わると実が曲がります。気温が原因だとどうしようもありませんが、水やりと肥料はコントロールできるので適切に行いましょう。

↓実が曲がったオクラ。いろいろな要因で曲がります。
生理障害でオクラの実が曲がる

5.収穫します

実もの野菜は収穫する時の熟度がとても大切です。オクラは未熟な実を収穫する実もの野菜なので、実の長さが7cmくらいになったら収穫してください。

オクラは暑さに強く寒さに弱いので収穫期間は非常に長く一番初めの実を収穫してから3カ月程度、次々と花が咲き、9月までに1株から10個程の実が収穫できます。採りたてのネバネバしたオクラを味わってみてください。

※実は収穫せずに放置するとどんどん大きくなって長さが10cmを超えるようになります。実を大きくしようとして収穫時期を遅くすると質が悪くなるので気をつけましょう。実が長すぎると味が落ちて実が硬くなり食べてもまずいですし、おまけに株が弱ってしまうので、収穫適期の大きさになったら早めに収穫するようにしてください。

オクラに触れる時に気を付ける事は、オクラの皮の表面にはうぶ毛がたくさん生えていて、摘み採る時にうぶ毛が皮膚に突きささることがあるので注意してください。

オクラのうぶ毛は食べる時どうするの?

オクラの皮に生えているうぶ毛を何も処理をせずにそのまま食べるとチクチクして痛いので食べる時はうぶ毛を取ってください。
うぶ毛の取り方は、まな板の上で塩をふって手の平でオクラを押しつけながら転がせば簡単にうぶ毛は取れます。

うぶ毛を取った後は、ゆでてもいいですし生でも食べれます。
生で食べる時は、オクラを納豆に混ぜると美味しくいただけます。

オクラの収穫

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