間引き・中耕・土寄せ・増し土について

どんな時に行えばいいの?

タネをまいた後は3~14日くらい経過したら発芽します。

タネが発芽した後は自然の流れに任せるのではなく、間引き(まびき)、中耕(ちゅうこう)、土寄せ(つちよせ)、増し土(ましつち)などの作業をして野菜の苗が健全に育つように心がけなければいけません。

それぞれの作業はどのような事をしなければいけないのか見ていきましょう。

 

間引き

間引き

タネが発芽して初めて行う作業は、間引きをすることです。

間引きとは、タネを多く撒いて発芽した後に密集して混み合っているところの株を生育が悪いものからハサミで切るか抜き取るかして、株間を適切な間隔に保つことを目的に行う作業です。
※タネは多めにまいて数回にわけて間引きをして元気な苗を残していきます。

どのような個体を間引くのかというと、

  • 葉の色や形が悪いもの
  • 徒長していて葉が小さく茎が細い
  • 害虫に食べられているもの
  • 病気に掛かっているもの

のような明らかに他のものと色と形が違うものです。

間引きをすることにより、風通しが良くなり葉に太陽の光がよく当たるようになるので生長を促し病害虫を抑える効果もあります。植物は太陽の光を葉に当てて二酸化炭素と水を使って光合成を行い生きる為の糖を自ら作っています。光合成で生成した糖は、茎・根・実の各部位に送られて根から吸収した養分と共に野菜の生長に使われるので間引きを行い日当たりを良くすることはとても重要な作業なのです。

タネをまいてもタネが発芽しないものも少しあるので、混み合っていないところは間引く必要はありません。間引いた苗はもったいないので、根っこがついた状態なら空いている他の場所に植え付ければ大きく育つので有効に活用しましょう。

間引きは、一般的に3回行います。

  • 1回目の間引き:双葉のとき
  • 2回目の間引き:本葉が1~2枚のとき
  • 3回目の間引き:本葉が4~5枚のとき

3回目の間引きが終わった時に、それぞれの野菜に適した株間となるように調整してください。間引きと同時に土寄せを行うと苗が倒れなくなります。

中耕

中耕とは、野菜の生育途中で固くなった土を通気性を改善する目的で耕して軟らかくする作業のことをいいます。

庭を耕した栽培では育て始めた頃はとても軟らかかった土でも、足で土が踏まれたり雨が降ったりして段々固くなっていき通気性や水はけが悪くなっていきます。

また、プランター栽培では水やりをしていると土が段々固くなっていき通気性や水はけが悪くなっていきます。

土がそのような状態になってしまったら、野菜の根が呼吸できなくなり根の生長が悪くなるので、土の悪い状態を改善するために株の周辺の土を軽く耕してほぐしながら空気を入れる作業を行うことが普通です。

中耕をするタイミングは、水やりをした時に中々土の中に水がしみ込んでいかなくなった状況が確認できたら行ってください。

庭の場合は、くわ、備中くわ、スコップなどで畝の方や足で踏まれた箇所を耕してください。プランターの場合は、移植ごてや割り箸などで土をつっついてください。

中耕を行う時に追肥して肥料を混ぜ合わせれば野菜の根の成長をさらに促すことができます。

土寄せ

土寄せとは、中耕を行った後に耕した土を株元に寄せて株が倒れないようにする作業のことをいいます。
※野菜の根の乾燥を防いで、根が地上に露出して変色するのを防ぎます。

中耕・土寄せはいろいろなタイミングで行います。

例えば、

  • 間引きした時
  • 追肥した時に土と肥料を軽く混ぜ合わせる時
  • ネギの白い部分を作る時
  • 大根の上部を隠す時
  • ジャガイモ、サツマイモ、サトイモなどの芋の地上露出を防ぐ時

など、土寄せを行う理由は様々です。

増し土

↓プランター栽培で野菜の根が見えている状態の時は増し土が必要です↓
根が見えてるので増し土が必要

増し土とは、野菜の生育途中に株元に土を投入することをいいます。

土に水やりなどを毎日のように重ねていくうちに土のかさが少しずつ減っていくので、栽培中に気を付けないといけない事は、間引き後や野菜が大きく生長してくると、株元の根っこが土の外に露出してくることがあることです。

そのような時は、新しい土を株元に投入して株が安定するように増し土を行ってください。増し土を行うことにより、根が伸びる空間容量が増えて株をより大きく育てることができます。

プランター栽培では土の量が少ないので根が露出することがよくあるので気をつけましょう。

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