1.プランターを使って食用菜の花の育て方

1-1.食用菜の花を育てる為の前準備

菜の花のタネ撒きと収穫時期

菜の花の体への効用
βカロテン当量:2200μg(可食部100gあたり)
葉の花には、和種(主に茎、つぼみ、葉を食べる)と西洋種(主に茎、葉を食べる)があります。
和種はビタミンC、西洋種はβカロテンが豊富に含まれている緑黄色野菜です。
それぞれの栄養素の働きで、抗酸化効果、皮膚や粘膜を正常に保つ、美肌効果、免疫力を高める効果が期待できます。
※βカロテンを効率よく体に吸収させるには油でいためるのがいいです。
また、カルシウムなどのミネラルや食物繊維豊富も豊富にあり、高血圧予防や便秘改善にもいいとされています。
食用菜の花の基本栽培情報
難易度:普通
野菜の分類:アブラナ科
日当たり:日なたが良い
プランターの深さ:最低でも土が15m以上入るものを用意してください
栽培に適した時期:8~翌年3月
タネまき:8~10月(初心者の方でもタネから簡単に育てられます。)
連作障害:あり。同じ土では2年休む
人工授粉:いらない
収穫時期:10~翌年3月
用意する主な資材
菜の花のタネ:食用菜の花という品種がおすすめです
プランター:普通サイズのプランター
培養土:元肥入りで団粒構造になっているもの
肥料:肥料の表面がコーティングされている被覆肥料や速効性の液体肥料が使いやすいです
支柱:不要

まず初めは、タネを撒いたり苗を植え付ける前の準備として、野菜作りに適したプランターと土を用意します。
こちらを参考にしてください。

※前回アブラナ科を育てた土で菜の花を育てると連作障害といって病気に掛かりやすくなります。同じアブラナ科の野菜を育てる時は新しい土を使うか、2年後に育てるようにしましょう。

<おすすめの培養土>

商品名:アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土14L
説明:保水性・通気性・排水性に優れた粒状の培養土なので、野菜の根は張りやすく、一般的な培養土よりも生育が良いのが特徴。初心者でも扱いやすいです。

<おすすめのプランター>

商品名:アイリスオーヤマ レリーフプランター650
説明:ベランダ栽培でおすすめのスノコ付きのプランター。狭い場所に最適!ベランダに置くスペースが狭い方におすすめのプランターです。小柄なプランターですがしっかり育てられます。この大きさで土は15L程入り、密集しますが菜の花は3苗育てられます。

食用菜の花のタネはこちらの楽天市場のショップからでも購入できます。

 

1-2.プランターへタネをまきます

菜の花は、日当たりが良い場所で育てれば、プランターを使った家庭菜園でもタネから発芽させて簡単に栽培することができます。

菜の花は花蕾(からい)を料理して食べる他にも、花を観賞することでも楽しむことができるので育ててみてはいかがでしょうか?

葉の花を育てる時のポイントは、

  • 日当たりがよい場所で育てること
  • 寒さに強いので秋から育てること
  • 肥料切れを起こさないこと
  • 同じ科の野菜とは連作しないこと

に気をつけて栽培してください。

特に、葉が黄色くなってきたら肥料が少ない状態なので気をつけましょう。
また、菜の花は冬に育てるので日照不足とならないようにできるだけ日が当たる場所で育てるようにしてください。

初めに行う作業は、菜の花は育てやすい野菜なので9~10月になったらプランターへ直にタネを点まきします。
※タネまき後に発芽しない、生長しないという問題が起こるので、タネまきする時はタネ袋に書いてあるタネのまきどきを必ず守ってください。

点まきする時は、1cmくらいの深さのまき穴を開けて同じ穴にタネを2~3個撒いてください。その時に、それぞれのタネを撒いた箇所は間隔をは20cm程空けてください。タネ撒き後は発芽して根が張るまではたっぷりと水やりをしましょう。

又は、プランターへタネを直まきしない時は、ビニールポットやプラグトレーなどを使ってタネを発芽させた後に本葉が出てくるまで育ててからプランターへ苗を植え替えます。
プランターへ植え替える時は、株と株との間隔は20cm程離してください。また、苗の植え付け直後はたっぷりと水やりをしましょう。

※新しい培養土で育てる時はそのままタネを撒いて大丈夫ですが、1回野菜を育てた培養土を使う時は、菜の花は酸性土を好みませんので苦土石灰を土に混ぜ込んで土のpHを中和し、元肥とする肥料を土と混ぜ合わせて野菜が育ちやすい状態にしてからタネまきをしてください。
苦土石灰は土の表面が薄ら白くなる程度、肥料は有機質肥料や化成肥料をスプーン1~2杯くらいを目安とします。

プランターへタネを点まきする方法、ポットやプラグトレーで発芽させる方法は、こちらを参考にしてください。

日当たりの関係がありますが、水やりは1日1回と決めずに、土の表面が乾いている事に気が付いたらその都度水を与えてください。

暑い日は朝、昼、夕方に、
秋は朝、昼に、水やりをしなければ野菜がしおれてしまうと思います。

↓ビニールポットでタネを発芽させた状態。(タネまき後1週間くらいで発芽します)↓
菜の花のタネをビニールポットで発芽させた状態

↓プランターにタネを撒いて発芽した状態。(間引きを行って最終的に生育がよい苗を株間20cmごとに1本ずつ残して育てます)↓
菜の花のタネをプランターに撒いて発芽した

1-3.追肥します

タネが発芽した後は、定期的(1~2週間に1回)に肥料を与えます。

菜の花は肥料の量は普通で構いませんが、 葉の色が薄い黄緑色になったり枯れ出したりしたら、肥料が少ない状態ですのでその都度肥料を適度に与えてください。
※追肥には、肥料の効果に速効性がある液体肥料を水やりの代わりとして与えるか、又は緩効性の化成肥料をスプーン1杯くらいを目安とします。

追肥をする方法は、こちらを参考にしてください。

<おすすめの液体肥料>

商品名:ハイポネックス 原液 800ml
説明:価格が安く野菜以外にもいろいろな植物に使うことができるコストパフォーマンスに優れた万能タイプの液体肥料です。野菜に使う時は原液を水で500倍に薄めて1週間に1回水やりの代わりとして使います。

<おすすめの化成肥料>

商品名:住友化学園芸 マイガーデン ベジフル 700g
説明:有機質と肥料の3要素以外にマグネシウムも少し入っていて野菜に優しい緩効性で粒状の化成肥料。プランターへばら撒くだけの簡単作業なので初心者でも扱いやすいです。

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1-4.生長していきます

適度に肥料と水を与えていくと、花蕾(からい)がどんどん大きく育っていきます。

花蕾がある程度日数が経過しても伸びていかない時は、肥料が少ない可能性があるので補充しましょう。

※菜の花は収穫が終わって花の観賞を楽しむ暖かい気候になってくるとアブラムシがびっしりこびり付くようになります。アブラムシはウイルスを媒介する虫なので大量に発生していたら薬剤を散布するなどして対応してください。ウイルス性の病気にかかると薬剤では対処できなくなります。

↓タネ撒きから1カ月くらい経過した状態。花蕾(からい)はまだ伸びていません。↓
タネまきから1カ月くらい経過した菜の花

↓タネまきから2カ月くらい経過すると花蕾(からい)が伸びだします。↓
菜の花はタネまきから2カ月くらい経過すると花蕾(からい)が伸びだす

1-5.収穫します

菜の花は、タネまきから収穫までの期間は3~4カ月くらい掛かり、花蕾(からい)に花が少し咲きだした頃が収穫適期となります。完全に花が咲き切ってしまうと味が落ちるので早めに収穫しましょう。
菜の花は見かけによらず緑黄色野菜に分類されているので栄養が豊富な野菜です。菜の花を観賞用に育てている方は食用菜の花を育ててぜひ料理に使ってみてください。

※夏はアブラムシなどの害虫が付きやすいですが、菜の花の栽培期間は秋から翌年の春なので害虫の被害は落ち着いているので非常に育てやすいです。

↓花蕾(からい)に花が少し咲きだしたら収穫適期です。↓
菜の花の花蕾(からい)に花が少し咲きだしたら収穫適期

↓花蕾(からい)から下20cmくらいを切って収穫してください。炒め物やおひたしにするとおいしいです。和種の食用菜の花は、蕾、茎、葉すべて食べられます。↓
花が少し咲きだした菜の花の花蕾(からい)を収穫

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