初心者でもプランターや狭い庭で簡単に野菜が作れます


プランターを使ってこまつなの育て方

こまつなを育てる為の前準備

こまつなの体への効用
βカロテン当量:3100μg(可食部100gあたり)
こまつなは、βカロテン、ビタミンC、ミネラルが多く含まれている緑黄色野菜で、ホウレンソウと同じくらい栄養豊富な野菜です。
βカロテンは抗酸化作用、ビタミンCは免疫力アップ、ミネラルのカリウムは高血圧予防に効果があります。
おひたしや炒めものなどいろいろな料理に使える栄養価の高い野菜です。
こまつなの基本栽培情報
難易度:簡単
野菜の分類:アブラナ科
日当たり:日なたでも半日陰でも良い
プランターの深さ:10cmくらいの浅型で良い
栽培に適した時期:3~12月
タネまき:3~11月(初心者の方でもタネから簡単に育てられます。)
連作障害:特にないが同じ土では1年休むのがよい
人工授粉:いらない
収穫時期:4~12月

まず初めは、タネを撒く前準備として、野菜作りに適したプランターと土を用意します。
こちらを参考にしてください。


<おすすめの培養土>

商品名:アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土14L
説明:保水性・通気性・排水性に優れた粒状の培養土なので、野菜の根は張りやすく、一般的な培養土よりも生育が良いのが特徴。初心者でも扱いやすいです。

<おすすめのプランター>

商品名:アイリスオーヤマ レリーフプランター650
説明:ベランダ栽培でおすすめのスノコ付きのプランター。狭い場所に最適!ベランダに置くスペースが狭い方におすすめのプランターです。小柄なプランターですがしっかり育てられます。この大きさで土は15L程入り、こまつなは5cmくらいの株間で育ててください。

こまつなのタネはこちらの楽天市場のショップからでも購入できます。

1.プランターへタネをまきます

こまつなは、生育する場所は特に気にする必要はないので、プランターを使った家庭菜園でもタネから発芽させて簡単に栽培することができます。

こまつなを育てる時のポイントは、肥料切れを起こさないことです。
タネまきから収穫するまでの期間が短いので肥料が少ないと大きく育ちません。葉が枯れ出したら、肥料が少ない状態なので気をつけましょう。

特に日なた半日陰など、暑い季節、寒い季節など育てる場所を気にする事はありません。タネをまいて普通に育てれば3~11月はタネは発芽するので、後は害虫に葉っぱを食べられないように管理するだけです。
※タネまき後に発芽しない、生長しないという問題が起こるので、タネまきする時はタネ袋に書いてあるタネのまきどきを必ず守ってください。

初めに行う作業は、こまつなは育てやすい野菜ですのでプランターへ直にタネをすじまきします。タネ撒き後は発芽するまでは土を乾燥させないようにしましょう。

新しい培養土で育てる時はそのままタネを撒いて大丈夫ですが、1回野菜を育てた培養土を使う時は、こまつなは酸性土を好みませんので苦土石灰を土に混ぜ込んで土のpHを中和し、元肥とする肥料を土と混ぜ合わせて野菜が育ちやすい状態にしてからタネまきをしてください。
苦土石灰は土の表面が薄ら白くなる程度、肥料は有機質肥料や化成肥料をスプーン1~2杯くらいを目安とします。

プランターへタネをすじまきする方法は、こちらを参考にしてください。

水やりは朝や昼が適していますが、特に時間帯を気にしなくても大丈夫です。
土の表面が乾いている事に気が付いたら、その都度水を与えてください。

日当たりの関係がありますが、
春は朝、昼に、
夏は朝、昼、夕方に、水やりをしなければ野菜がしおれてしまうと思います。

↓タネまき後1週間程で発芽します↓
こまつな(タネの発芽)

2.追肥します

タネが発芽したら、定期的(1~2週間に1回)に肥料を与えます。
※追肥には、肥料の効果に速効性がある液体肥料を水やりの代わりとして与えるか、又は緩効性の化成肥料をスプーン1杯くらい。

こまつなは肥料の量は普通で構いませんが、 葉の色が薄い黄緑色になったり枯れ出したりしたら、肥料が少ない状態ですのでその都度肥料を適度に与えてください。

追肥をする方法は、こちらを参考にしてください。


<おすすめの液体肥料>

商品名:ハイポネックス 原液 800ml
説明:価格が安く野菜以外にもいろいろな植物に使うことができるコストパフォーマンスに優れた万能タイプの液体肥料です。野菜に使う時は原液を水で500倍に薄めて1週間に1回水やりの代わりとして使います。

<おすすめの化成肥料>

商品名:住友化学園芸 マイガーデン ベジフル 700g
説明:有機質と肥料の3要素以外にマグネシウムも少し入っていて野菜に優しい緩効性で粒状の化成肥料。プランターへばら撒くだけの簡単作業なので初心者でも扱いやすいです。

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3.間引きをします

タネが発芽してから1カ月くらい経過するまでに、それぞれの株の葉が重ならないように株間5cmくらいとなるように生育が悪いものから順に抜き取って間引きを行います。
(間引きとは、野菜と野菜との間隔を一定の長さだけ開けるために不要な野菜を抜き取る作業です。間引きをすると、日当たり、風通し、根の張り具合が改善して、野菜が大きく生長していくようになります。)
こまつな(間引き)

こまつなの害虫対策

こまつなは育てやすい野菜ですが害虫被害も多いです。

こまつなを育てる時に特に気をつけないといけないことは、蝶が葉っぱに卵を産みつけていきますので、卵からふ化した幼虫に葉っぱをすべて食べられてしまわないようにすることです。

葉っぱに卵が産みつけられていないか、蝶の幼虫はいないか時々確認してください。

もしも、幼虫が葉っぱを食害していたら害虫用の薬剤を撒くか、ピンセットで潰すかして害虫対策をしてください。卵もそのままにしておくと卵からふ化した蝶の幼虫が葉っぱを食べつくしてしまうので早めに対策を実施しましょう。(卵は1週間くらいでふ化します。)

おすすめの薬剤についてはこちらを参考にしてください。

↓こまつなの葉っぱに産みつけられた蝶の卵↓
こまつなの葉に産みつけられた蝶の卵

↓こまつなの葉っぱを食害するアオムシ↓
こまつなの葉を食べるアオムシ

↓こまつなの葉っぱを食害するカブラハバチの幼虫↓
こまつなの葉を食べるカブラハバチの幼虫

下の写真のように、蝶の卵をそのままにしておくと卵からふ化した蝶の幼虫にこまつなの葉をところどころ食害されるので早めに害虫対策をしましょう。
蝶の幼虫に食べられたこまつなの葉

茎が伸びて花が咲くトウ立ちを防ぐ方法

トウ立ちしたこまつな

こまつなは葉っぱだけが大きくなるのが普通ですが、上の写真のように季節外れの時期にタネ撒きをすると中心部分からつぼみが付いた茎が伸びてくるようになり最後には花が咲いてしまいます。

こまつなの中心部分からつぼみがついた茎がどんどん伸びてくるのは春化してトウ立ちしてしまったからです。
※春化(しゅんか)とは、冬の低温に一定期間さらされるとつぼみをつけて花が咲く準備がされることです。春化した場合は春になると茎が伸びて立派な花が咲きタネを作ります。

トウが立つと何がいけないのかというと、根っこから吸収した栄養分が茎と花の生長に使われるようになるので、食べる部分の葉っぱの味が落ちてしまいまずくて食べれなくなることです。

こまつなはトウ立ちして春になると花を咲かせる性質がありますが、白菜、キャベツ、ダイコン、ニンジン、ホウレンソウなども春にトウ立ちして花が咲くので気をつけてください。
※ホウレンソウは温度ではなく日長の影響でトウ立ちします。

トウ立ちを防ぐ基本は、タネ袋に書いてある正しい季節にタネを撒くのを守ることです。

また、トウが立ちにくい晩抽性の品種のタネを選ぶことでもトウ立ちはある程度防ぐことができます。
※晩抽性(ばんちゅうせい)のタネは春化までの日数が長い品種のことです。

4.収穫します

こまつなは、タネまきから収穫までの期間は2カ月くらい掛かり、草丈が20cm以上になったら刃物で根元から切り取って収穫します。
※葉が大きくなりすぎると硬くなり味が落ちるので早めに収穫しましょう。

なんといっても、こまつなは暑くても寒くても栽培できる万能葉もの野菜です。低い気温からタネは発芽して葉は短期間で収穫できる大きさに生長するので1年で何回でも育てることができます。特に秋~冬の涼しい季節に育てると、うま味が増し害虫被害も少なく状態のよいこまつなが収穫できます。
※1~3月は普通に育てると発芽温度に達しないので、トンネル栽培で保温して育ててください。
こまつなの収穫

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