野菜の育て方(タネ蒔きから収穫までの流れ)
1.野菜の収穫までの育て方
野菜を育て始めたら大きく育った果実を収穫して楽しみたいですよね。
野菜はタネをまいたら、何もしなくてもそのままの状態で収穫できるまでの大きさに育つわけではないことをご存じでしょうか。
タネをまいた後から収穫するまでの間に、間引き、支柱立て、追肥、人工授粉などのいろいろな作業をして、野菜が育ちやすい環境を整えてあげることが大切になってきます。
このような上記の作業を怠ると、野菜を収穫した時に実が小さかったり、苗が病気にかかりやすくなったり、全体的に生育が悪くなりますので注意が必要です。
特に追肥という野菜の生長に必要な肥料を定期的に与えることをしないと野菜は枯れてしまいますので、葉の色や育ち具合を見ながら与えなければいけません。
野菜は主に、次の4種類にわかれていてそれぞれ育て方が異なってきます。
- 葉もの野菜
- コマツナ、ほうれんそう、キャベツなど
- 実もの野菜
- ナス、トマト、キュウリ、スイカなど
- 根もの野菜
- ダイコン、にんじん、かぶなど
- 香辛野菜
- ネギ、ニラなど
ここでは、葉もの野菜、実もの野菜、根もの野菜、香辛野菜の4種類の野菜のタネまきから収穫までの育て方の流れについて簡単に説明していきます。
一通りの作業内容を行ってもらえれば野菜は大きく育ちますので忘れないようにしてください。
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2.葉もの野菜の収穫までの流れ
葉もの野菜のタネまきから収穫までの作業の流れは次の通りです。
- タネまき
(庭やプランターへタネを直まきします) - 間引き・増し土
(タネがいくつか発芽した後に混み合ってきたら株間を調整します) - 追肥
(葉の色を確認しながら、定期的に肥料を与えます) - 収穫
(適切な大きさになったら収穫します)
3.実もの野菜の収穫までの流れ
実もの野菜のタネまきから収穫までの作業の流れは次の通りです。
- タネまき・苗の植えつけ
(ポットを使ったり、庭やプランターへタネを直まきして育てるか、苗を購入して定植します) - 支柱立て・誘引
(支柱を立てて、苗が強風などで倒れない様にひもで結びます) - 整枝
(必要ない芽や枝などを切って、風通しや実の着きを良くします) - 追肥
(葉の色などを確認して、定期的に肥料を与えます) - 人工授粉・摘果
(人工受粉が必要な野菜と必要ない野菜があります) - 収穫
(適切な大きさになったら収穫します)
4.根もの野菜の収穫までの流れ
根もの野菜のタネまきから収穫までの作業の流れは次の通りです。
- タネまき
(庭やプランターへタネを直まきします) - 間引き・増し土
(タネがいくつか発芽した後に混み合ってきたら株間を調整します) - 追肥
(葉の色を確認しながら、定期的に肥料を与えます) - 収穫
(適切な大きさになったら収穫します)
5.香辛野菜の収穫までの流れ
香辛野菜のタネまきから収穫までの作業の流れは次の通りです。
- タネまき・苗の植えつけ
(庭やプランターへタネを直まきするか、苗を直接植えつけます) - 追肥
(葉の色を確認しながら、定期的に肥料を与えます) - 収穫
(適切な大きさになったら収穫します)
一番簡単に育てられる野菜は香辛野菜です。タネをまいたり、苗を植えつけましたら、後は、追肥と水やりを行っていたら収穫できるまでの大きさに生長します。
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