1.プランターの選び方

プランターとは、土を入れて野菜を育てる為のプラスチックの素材などで作られた容器のことです。
プランターを利用すれば畑をお持ちでない方でも、ベランダなどの少しの空間を活用すれば手軽に野菜を育てる事ができます。
また、プランターは畑のように地面に固定されていないので、日々の環境に応じて日当たりが良いところや雨に当たらないところなどに移動できるメリットがあります。
では、プランターを選ぶときに重要になるポイントは、プランターの大きさ、水はけ、素材、支柱、スノコを考えることです。
それでは、プランター選びのポイントを見ていきましょう。
1.プランターの大きさについて考える
育てる野菜の特徴や、育てる期間でプランターの大きさを決めます。
葉もの野菜のように短い期間で収穫できる野菜の場合は小さいサイズでも大丈夫ですが、収穫まで長い期間が必要な野菜では大きめのプランターを選びましょう。
また、次のように、プランターの深さについても考えないといけません。
- 葉ネギなどの葉もの野菜は底までの深さが浅いプランター
- ミニトマトなどの実もの野菜は底までの深さが普通のプランター
- ダイコンなどの根もの野菜は底までの深さが深いプランター
このように、野菜作りはプランターの深さも関わってきますので、各野菜に適しているプランターを選ぶようにしてください。
なお、丸い植木鉢を選ぶ時は号のサイズを覚えておいてください。
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号の表示はどのくらいの大きさ?
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四角形のプランターではなく、丸い植木鉢の場合では、5号、10号などと大きさが号で表してあります。
サイズの目安ですが、1号=直径約3cmの大きさになるので、5号の植木鉢なら直径15cm(土の量は約1L)、10号の植木鉢なら直径30cm(土の量は約8.5L)となります。
2.プランターの水はけについて考える
プランターの水はけが悪いと水やりをした時に水が溜まりやすくなり根腐れを起こしやすくなるので、プランターの底に排水用の穴がどのくらい開いているか確認してください。
排水用の穴が少ない又は穴が小さいものは水はけが悪く、穴が多い又は穴が大きいものは水はけが良い傾向があります。
一般的なプランターでは丸い穴が1つか2つ開いていて、数は少ないですが直径1mmくらいの細長い穴がたくさん開いているものもあります。プラスチックのプランターで水はけが悪いと感じたら、自分で穴を開けて増やしたり大きくしたりするのも水はけを良くする1つの方法です。
3.プランターの素材について考える
プランターに耐久性があるのか、通気性がよいか、持ち運びしやすいのかなどを確認します。
主に、プランターの素材は、プラスチック、素焼き、木材が有名です。
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プラスチック
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重さが軽く持ち運びしやすく種類が豊富にありますが経年劣化しやすいです。特に100円ショップの商品はすぐにヒビが入ります。
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素焼き
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通気性や排水性は良いですが、重たくて割れやすいです。
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木材
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見た目はおしゃれですが、すぐに木が腐り長持ちしません。
どちらの素材にするのかは好みなので、置く場所によって選んでください。
4.その他について
大きさ、水はけ、素材の他に気を付けることは、支柱とスノコも考えて選んでください。
- 支柱が立てやすいか?
(実もの野菜では支柱を立てて育てるので、プランターに支柱を立てるために固定する穴が開いているものが使いやすいです。)
- スノコが付いているか?
(プランターの底にスノコ(鉢底アミ)が付属しているプランターを選びましょう。スノコがないプランターでは、水やりのたびに土が流れ出やすくなるので、底に鉢底石やアミを敷いて土が流れださないようにしてください。スノコがあるプランターでは鉢底石はいりません。)
支柱が立てにくいと実もの野菜が育てにくく、スノコがないと自分で鉢底アミを敷かなくてはいけなくなります。
5.プランターの底に空いている穴の役目は?

プランターの底の下側や横側に直径1cmくらいの丸い穴が1つ又は2つ空いていると思いますが、この穴は水を排水する為の穴です。穴が開いていないと水やりをするたびにプランターの中に水が溜まっていって野菜の根っこが根腐れを起こしやすくなるので、この穴から水を流し出します。
みなさんは、この排水用の穴のキャップはプランターに付属していることはご存じですか?
スノコの端に付いている丸い形のものが穴をふさぐキャップです。スノコと同化しているので見つけにくいですが、使う時は、スノコからキャップをちぎって内側か外側から穴に取りつけるだけです。
キャップは、旅行などで数日間外出する時などに穴にキャップを閉めて水を少し貯めてから外出するといいでしょう。
キャップを使わない方はそのままスノコから取り外さなくても大丈夫です。