プランターへ野菜の苗を植えつける方法
1.野菜の苗を植えつける方法の種類
野菜の苗をホームセンターで準備して、プランターへ植え付ける時は、どのように植えつければいいのか悩みませんか。
野菜の苗をプランターへ植えつける方法は、主に2つあります。
- プランターへ少し土を入れておいて、その後に苗をプランターの土の上に置いてから土をかぶせていく方法
- プランターへ土をある程度入れてから、プランターの土を苗が入る大きさに穴を掘って植えつける方法
苗の植えつけはどちらの方法でも構いませんので、作業しやすい方で行ってください。
なお、ポットから苗を取り出す時は土を取り払わずに、苗の根が土に絡んだそのままの状態で取り出してください。苗は、ポットの底を押しながら取り出すと簡単に取り出せます。
また、接ぎ木苗(上部の穂木と下部の台木で構成した苗)を植え付ける場合は、接ぎ木の部分を土の中に埋めると穂木の部分から根が生えてきてしまい接ぎ木の意味がなくなるので、深植えはせずに接ぎ木の部分は絶対に地上に出してください。
接ぎ木の部分から芽や根が生えてきたら摘み取ることにより接ぎ木効果を最大限活かすことができます。
それでは、野菜の苗をプランターへ植えつけるそれぞれの方法を見ていきましょう。
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2.プランターに土を継ぎ足して植えつける方法
プランターへ野菜の苗を植えつける前準備として、苗がポットに入っている状態でポットの土に水をたっぷり与えて土と根っこを馴染ませてください。
苗をプランターへ植え付ける時は移植ごてを準備した方が作業がやりやすいです。
1.プランターの中に入っている土の上にポットから取り出した苗を置いた時に、苗の土の表面がプランターの高さより3cmくらい低くなるように土を入れます。

2.苗はそのままの状態(ポットに入っていたそのまま土がついた状態)でポットから取り出し、プランターの土の上に置きます。

3.プランターへ土を苗の土の表面が少し隠れるくらいまで入れます。接ぎ木苗を植えつける時は接ぎ木の部分は土の中に絶対に入れないようにしてください。植えつけが終わった後は、たっぷり水を与えて土と根っこを馴染ませてください。

3.プランターの土の穴を掘って植えつける方法
プランターへ野菜の苗を植えつける前準備として、苗がポットに入っている状態でポットの土に水をたっぷり与えて土と根っこを馴染ませてください。
苗をプランターへ植え付ける時は移植ごてを準備した方が作業がやりやすいです。
1.プランターに、プランターの高さより3cmくらい低くなるように土を入れます。

2.ポットが入る大きさの穴を掘ります。

3.苗をそのままの状態(ポットに入っていたそのまま土がついた状態)でポットから取り出し、プランターの穴の中に置きます。

4.プランターの土を、苗の土の表面が少し隠れるくらいまで入れます。接ぎ木苗を植えつける時は接ぎ木の部分は土の中に絶対に入れないようにしてください。植えつけが終わった後は、たっぷり水を与えて土と根っこを馴染ませてください。

ここで紹介した2つの方法で苗の植えつけを実践していただければ失敗なく大きく生長していきます。
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