2.プランターへタネをまきます
菜の花は、日当たりが良い場所で育てれば、プランターを使った家庭菜園でもタネから発芽させて簡単に栽培することができます。
菜の花は花蕾(からい)を料理して食べる他にも、花を観賞することでも楽しむことができるので育ててみてはいかがでしょうか?
葉の花を育てる時のポイントは、
- 日当たりがよい場所で育てること
- 寒さに強いので秋から育てること
- 肥料切れを起こさないこと
- 同じ科の野菜とは連作しないこと
に気をつけて栽培してください。
特に、葉が黄色くなってきたら肥料が少ない状態なので気をつけましょう。
また、菜の花は冬に育てるので日照不足とならないようにできるだけ日が当たる場所で育てるようにしてください。
初めに行う作業は、菜の花は育てやすい野菜なので9~10月になったらプランターへ直にタネを点まきします。
※タネまき後に発芽しない、生長しないという問題が起こるので、タネまきする時はタネ袋に書いてあるタネのまきどきを必ず守ってください。
点まきする時は、1cmくらいの深さのまき穴を開けて同じ穴にタネを2~3個まいてください。その時に、それぞれのタネをまいた箇所は間隔をは20cm程空けてください。タネまき後は発芽して根が張るまではたっぷりと水やりをしましょう。
又は、プランターへタネを直まきしない時は、ビニールポットやプラグトレーなどを使ってタネを発芽させた後に本葉が出てくるまで育ててからプランターへ苗を植え替えます。
プランターへ植え替える時は、株と株との間隔は20cm程離してください。また、苗の植え付け直後はたっぷりと水やりをしましょう。
※新しい培養土で育てる時はそのままタネをまいて大丈夫ですが、1回野菜を育てた培養土を使う時は、菜の花は酸性土を好みませんので苦土石灰を土に混ぜ込んで土のpHを中和し、元肥とする肥料を土と混ぜ合わせて野菜が育ちやすい状態にしてからタネまきをしてください。
苦土石灰は土の表面が薄ら白くなる程度、肥料は有機質肥料や化成肥料をスプーン1~2杯くらいを目安とします。
プランターへタネを点まきする方法、ポットやプラグトレーで発芽させる方法は、こちらを参考にしてください。
日当たりの関係がありますが、水やりは1日1回と決めずに、土の表面が乾いている事に気が付いたらその都度水を与えてください。
暑い日は朝、昼、夕方に、
秋は朝、昼に、水やりをしなければ野菜がしおれてしまうと思います。
↓ビニールポットでタネを発芽させた状態。(タネまき後1週間くらいで発芽します)↓
↓プランターにタネをまいて発芽した状態。(間引きを行って最終的に生育がよい苗を株間20cmごとに1本ずつ残して育てます)↓
3.追肥します
タネが発芽した後は、定期的(1~2週間に1回)に肥料を与えます。
菜の花は肥料の量は普通で構いませんが、 葉の色が薄い黄緑色になったり枯れ出したりしたら、肥料が少ない状態ですのでその都度肥料を適度に与えてください。
※追肥には、肥料の効果に速効性がある液体肥料を水やりの代わりとして与えるか、又は緩効性の化成肥料をスプーン1杯くらいを目安とします。
追肥をする方法は、こちらを参考にしてください。