6.整枝(わき芽かき)をします
わき芽とは、苗が生長していく過程で茎と葉のつけ根から伸びてくる芽のことです。わき芽が伸びると、伸びたわき芽に葉が茂り花が咲き実ができます。
甘トウガラシは1番最初に咲く花(1番花)のすぐ下のわき芽を2本伸ばし、主枝とわき芽2本の全部で3本のみ伸ばし、それ以外のわき芽はすべて取り除きます。
わき芽の本数を増やすと収穫量が増えますが、わき芽の本数を増やし過ぎると逆にわき芽の生長に栄養を使われるようになり実が大きくならなくなるので、わき芽はたくさん伸ばさないようにしてください。
↓わき芽かき前↓

↓わき芽かき後↓

7.花が咲きます
苗を定植してから1カ月くらい経過すると花が咲き始めます。
甘トウガラシは1つの花に雌しべ(めしべ)と雄しべ(おしべ)を持った両性花なので、そのまま何もしなくても実は大きくなっていくので人工授粉をする必要はありません。
花が咲いた後1~2週間経過すると収穫できる実の大きさになります。
定植後の苗の生長状態によっては実の重さで枝が折れるので支柱を追加して支えてください。

花が咲いた時に気をつけること
甘トウガラシはピーマンやシシトウと同じように、肥料切れ、水切れに弱い野菜です。
例えば、
- 肥料が少なくなると花が咲いた後に受粉して実が大きくなろうとしている時に柄が黄色くなって枯れ落ちます。
- 肥料が少なく、水やりも少なくて土が乾燥すると開花後に花がすぐ落花します。
このように、花が咲いても落花してしまう場合は肥料と水やりが少ないことが考えられます。また、実が小さいうちに柄が黄色くなって枯れ落ちる時は肥料が少ないです。
その他、甘トウガラシが好む気温(20~30℃)から大きく外れると生理障害で実が曲がることがよくあります。
その様な状況になったら、肥料をたくさん与えて土も乾燥させないように水やりもしましょう。日当たりがよい場所で育てて、肥料と水やりを適切に行えば多収穫可能です。
甘トウガラシを育てる時は、
- 肥料切れを起こさない
- 土が乾燥しないように水やりをする
- 日当たりがいいところを選ぶ
ことを心がけましょう。
特に夏はすぐに土が乾燥して葉っぱがしおれてストレスがかかるので、水を切らさないように毎日水やりをしましょう。
↓肥料切れや土の乾燥によって開花後に柄が枯れました。↓

肥料切れ、土の乾燥、適正の気温でない環境で育てると実がくるっと曲がります。生理障害のサインです。

8.収穫します
実もの野菜は収穫する時の熟度がとても大切です。甘トウガラシは未熟な実を収穫する実もの野菜なので、実の長さが7cmくらいで緑色のうちに収穫してください。
※トウガラシという名前ですが赤色に熟す前に収穫します。
甘トウガラシは収穫期間がとても長く、次から次へと花が咲くので、早採りして株が疲れないように上手く育てれば100個以上収穫が可能です。
甘トウガラシは普通のトウガラシから辛さをなくした種類の野菜で、甘トウガラシという名前の通り普通のトウガラシのような辛さは全くありません。辛さが苦手な方でも平気で食べれるので興味がある方は栽培してみてはどうでしょうか?
しかし、ごく稀に辛い甘トウガラシが混じっています。受粉の時に水やりを怠ったり気温が高くなったりして株にストレスが加えられ辛味成分のカプサイシンが増えたことが原因とされているので、甘トウガラシが好む環境で育てていれば大丈夫です。
甘トウガラシの食べ方は、アミの上で焼いたり、天ぷらや炒め物などの調理方法でも美味しくいただけます。

注意:収穫が遅くなって実が熟しすぎると、緑色から赤色に色が変わってしまうので、早めに収穫することをおすすめします。
↓赤くなってしまった甘トウガラシ。味の違いは特にありませんが、甘トウガラシは熟す前に収穫する野菜です。多収穫するためにも早めに採るようにしましょう。↓

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