野菜の害虫被害
1.野菜に被害を与える害虫
家庭菜園で育てた野菜は綺麗な状態で美味しく食べたいですよね。
しかしながら、春、夏、秋の季節は家庭菜園をしていると必ずと言っていい程、害虫によって野菜が被害にあいます。
野菜に害を与える害虫は蛾の幼虫で根、茎、葉、実がかじられることが多いですが、その他にもいろいろな害虫は存在します。
ここでは、私が家庭菜園をしていて野菜の根、茎、葉、実に被害を与えた害虫を写真で紹介しています。
- アオムシ
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説明:
アオムシとはモンシロチョウの幼虫のことで、主にアブラナ科(キャベツやダイコンなど)の野菜の葉を食べます。見つけ次第補殺して、防虫ネットなどを張ってアオムシがつかないように対策を施しましょう。もし、葉の裏側を確認してモンシロチョウの卵を発見した時は卵をとりあえず潰しておきましょう。 - アブラムシ
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説明:
アブラムシは、葉の裏、茎、新芽に寄生して、植物の汁を吸って被害を与え、野菜の生育を悪くする害虫です。アブラムシが発生する季節は5月頃と9月頃が多く、羽があるタイプとないタイプがいます。羽があるタイプは飛ぶことができるので、順調に生長してる野菜へ移動して新たに被害を拡大させていきます。また、アブラムシは野菜以外のどの植物にも生息する習性があり、排泄物が原因でウイルス病(モザイク病)やすす病にかかりやすくなるので見つけ次第駆除してください。
アブラムシは、光を反射するものを嫌うので、銀色の反射テープなどを野菜の茎に巻きつけておくとアブラムシ避けとして効果があります。アブラムシは分泌汁をアリに渡して外敵から守ってもらっているので、苗にアリがたくさんいる場合はアブラムシが寄生していないか確認した方がいいです。
- ウリハムシ
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説明:
ウリハムシの幼虫は土の中にいて根を食べ、成虫になると葉を食べ散らかす害虫です。ウリハムシの成虫の外見はオレンジ色で光沢があり綺麗ですが、外見にだまされないようにしてください。主にウリ科(キュウリ、カボチャ、スイカ、メロンなど)の野菜が被害を受け、円の形で葉っぱが次々に食べられて野菜の生長が悪くなるので注意してください。
- ウワバ
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説明:
蛾の幼虫でいろいろな葉を食べ野菜の生長を阻害します。 - オオタバコガ
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説明:
オオタガコガとは蛾の仲間の幼虫のことで、トマトやピーマンなどの実を次々と食べて穴だらけにしていく厄介な害虫です。実に穴が開いていたら必ずオオタバコガが潜んでいるので早めに駆除してください。 - カメムシ
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説明:
カメムシは、茎、葉、実から野菜の汁を吸う害虫です。数が少ない時は野菜の被害は軽いですが、大量発生していると生長の妨げになります。カメムシに触ると悪臭を発し臭いがなかなか取れないので割り箸でつまんで捕殺してください。 - コガネムシ
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説明:
写真はコガネムシの幼虫です。幼虫は生きている根を食べて野菜の生長を妨げて枯らしてしまいます。成虫は葉や花や実を食べ散らかします。
コガネムシの幼虫を有効に利用する方法としては、去年野菜を育ててそのまま手入れをしていないプランターの土の中に入れて置くと綺麗に根っこを食べてくれるので土の再生が楽になります。(注意:コガネムシとカナブン・ハナムグリは容姿はとても似ていますが違う昆虫です。
カナブン・ハナムグリの幼虫は枯れている根や腐葉土を食べ、成虫は蜜を吸って生活しています。見分け方は地面におくと、コガネムシの幼虫は足で歩きますが、カナブン・ハナムグリの幼虫は足で歩かずに背面歩行で移動します。カナブン・ハナムグリの幼虫と成虫は益虫です。) - 尺取り虫
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説明:
植物の枝のように周りにとけこんで生きています。幼虫は葉を食べます。 - ダンゴムシ・ワラジムシ
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説明:
ダンゴムシは、湿った場所にいて夜になると活動を始めます。
本来は地面に落ちている落ち葉などを食べて生活しているのですが、近くに食べるものがないと植物に登ってきて茎や葉を食べます。ダンゴムシが大量にいると一晩で植物は食べられて倒れてしまいます。 - ナノメイガ
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説明:
主にアブラナ科(キャベツや大根など)の葉を食べます。 - ナメクジ
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説明:
ナメクジは夜行性なので、昼間は落ち葉やプランターの下などのような湿った場所にいて、夜になると活動を始めます。
特に5月~7月の梅雨時期に被害が多く、いろいろな植物の花や葉や茎、新芽を食害します。ナメクジがたくさんいると一晩で苗がぼろぼろになり倒されることもあるので駆除するのがいいです。
- ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)
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幼虫
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成虫
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説明:
テントウムシダマシの成虫は、テントウムシに似ていますがテントウムシではありません。特徴としては、テントウムシは背に光沢がありテントウムシダマシは光沢がありません。テントウムシダマシの成虫の容姿は背に黒い斑点が28個あり、まったく光沢がなく薄暗い色をしているのですぐに特定できると思います。
テントウムシダマシの幼虫も成虫も、主に、ナス、キュウリ、トマトの葉や茎を食害するので見つけたら捕殺してください。
- ハスモンヨトウ
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説明:
ヨトウガの幼虫です。
春から活動を始めて茎や葉などを食べ散らかしていきます。日中は土の中にいて夜になると地上に出てきます。茎が食害されていたら昼間に土を掘り起こせばヨトウムシが見つかります。もし、突然茎が折られて苗が倒れていたらヨトウムシの仕業なので、被害にあった苗の近くの土を掘って捕殺しましょう。 - ハダニ
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説明:
ハダニは、葉の表面や裏面に寄生して植物の汁を吸って生きている害虫で、汁を吸われた箇所の葉は白色に変色します。ハダニの体長は1mmにも満たずとても小さい害虫なので肉眼で発見するのは困難ですが、葉に白い斑点が現れたらハダニが原因の可能性があります。
ハダニは、高温で乾燥した季節に発生しやすく、対策としては葉に水を毎日かけるとハダニの数は減っていきます。
- オンブバッタ
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説明:
バッタは普段はそこらへんに生えている雑草を食べていますが、野菜の葉っぱもしっかり食害されるので注意してください。 - ハバチ
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説明:
幼虫は葉を食べます。いもむし類は、主に葉を食害します。 - ハモグリバエ(エカキムシ)
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説明:
写真の黒丸の中に何か見えますか?ハモグリバエの幼虫の体長は2mm程しかないので肉眼で確認することは難しいですが、ハモグリバエの被害を受けると、葉の表面の膜と葉の間に入り込み葉を食べていき、移動後は葉を白く変色させます。葉に白い筋ができた時はハモグリバエの仕業なので白い筋の先端部分を潰して対処してください。
- チャドクガ
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説明:
蛾の幼虫です。からだにとげとげの毛があります。
葉を食害します。
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