野菜作りの基本を覚えて家庭菜園を始めよう

家庭菜園で使う資材

家庭菜園を始める時は、まずは野菜を育てる場所を探します。

家庭菜園というと広い市民農園をイメージしますが、自宅の庭先を耕してもできますし、庭がない方は大きなプランターを使ってもできますし、庭もプランターもない方はシェア畑を借りても栽培可能です。

野菜を育てる場所が見つかりましたら、次は、タネ又は苗、道具、土、肥料、石灰という資材を準備します。

  • タネ・苗:育てたい野菜の品種、生育状態が良い苗を選びます
  • 道具:プランター、ジョウロ、移植ごて、スコップなどを用意します
  • 土:野菜栽培用の土が適しています
  • 肥料:有機質肥料と化学肥料があります
  • 石灰:土のpH調整(酸性度の調整)に使う資材です

資材をそろえたら野菜のタネや苗を土に植え付け始めますが、家庭菜園を行っていると普段の生活では聞き慣れない専門用語がいくつか出てきますよね。

野菜を育てる資材の言葉の基本的な意味をしっかり覚えて、どの資材を選べばいいのかわかるようになりましょう。

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家庭菜園で収穫した野菜

家庭菜園の始め方

家庭菜園で野菜を栽培するには広い面積の畑がなくては始められないのではないのかと悩んでいる方はいませんか?
家庭菜園は市民農園のような広い面積の土地でなくても自宅の庭先を耕してもできますし、マンションやアパートの集合住宅ではプランターを使えば手軽に始められます。ここでは、自宅の庭先を耕した野菜作りの始め方とプランターを使った野菜作りの始め方について説明しています。


トウモロコシのタネ

タネについて

野菜のタネは、野菜1種類に関しても様々なメーカーからいろいろなタネが販売されているので、どのタネを選べばいいのか悩んだことはありませんか?
野菜はタネの品種によってタネまき後の生育期間が変わるので、育てやすい品種のタネの選び方を覚えましょう。また、パッケージに書かれている有効期限とは何か、使いきれなかったタネの保存方法についても説明しています。


カラーピーマンの苗

苗について

野菜の苗はどれでも同じではありません。ホームセンターへ行くと、葉っぱが小さい苗、葉っぱが枯れている苗、茎が細くひょろひょろした苗など様々な生育状態の苗が並んでいるので、どの状態の苗を選べばいいのか悩みますよね。
できるだけ生育状態が良い苗を選んでもらうと、植え付け後に枯れる失敗を減らせるので、良い苗を選ぶポイントを覚えましょう。


家庭菜園で使う移植ごて

道具について

家庭菜園で使う道具は、プランター(コンテナ)栽培では土を入れるプランター、庭で栽培する時は土を耕すくわが必要になります。どちらの栽培方法でも基本となる道具としては、苗を植え付ける時の移植ごて(小さいショベル)、水やりをする時のジョウロ、収穫する時の園芸バサミで、これらの道具を持っていれば作業効率は上がります。家庭菜園用の様々な道具が販売されていので、使う場面に応じて準備しましょう。


野菜を育てる時に使う培養土

土について

野菜の苗は土の中に根を張って栄養分を吸収して生長していくので土選びを怠ると収穫ができないなどの失敗につながります。野菜作りに適した土とは、通気性、保水性、排水性が良い土のことで、野菜用の培養土を使えば良い土の条件を満たしているので家庭菜園を簡単に始められます。土の良し悪しで野菜の生長スピードが変わることを覚えておきましょう。家庭菜園で使う土の種類と培養土、使い古した土の再利用について説明しています。


土壌微生物の働きを活発にさせるぼかし肥料

肥料について

肥料は、野菜を育てる時は切り離せないくらい重要なもので、肥料選びを怠ると苗の生長にとってマイナスの効果が働きます。肥料には、有機質肥料と化成肥料があり、野菜を健康に育てて枯らさない為にも肥料の知識は正しく身につけておきましょう。元肥と追肥の意味の違い、肥料の種類、肥料の3要素と含有率の表記について説明しています。


土壌のpHを調節する石灰質肥料

石灰について

石灰質肥料は、土壌に混ぜても混ぜなくても同じだと思われていますが、野菜を何年も育てていると石灰質肥料を土壌に施した方が野菜の育ちが違うことが段々わかってきます。何もしていないと土壌のpHは大雨でアルカリ性の物質が流されて酸性に傾いてくるので、一般的な野菜が好むpH5.5~6.5となるように石灰肥料を土壌と混ぜ合わせて中和してください。

 

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